2025年3月27日木曜日

運転免許事情。

こんにちは、ヨネモトです。今日も良い天気のプラヤデルカルメンです。

日本でもスズキのジムニーは人気の車のようですが、最近プラヤでもジムニーを見かけることが多くなりました。2台目3台目の車として乗っている人や、近場だけ運転することの多い比較的若い人が乗っているようです。

ジムニー以外でも最近見かけた車はこれ。


日本の軽トラック!!と思ったのですが、調べてみたら中国のチャンガン自動車というところのトラックでした。プラヤデルカルメンにもディーラーがあってそこにはこの軽トラがいっぱい並んでいました。

ちなみにイグアナダイバーズの車はこちらトヨタのハイラックス。


日本では積載量と重量で必要な運転免許が決まるようで、ハイラックスは普通免許で運転できるようですが、私たちのいるキンタナ・ロー州では普通免許では運転できません。メキシコは合衆国で州によって法律が異なりますが、メキシコ人に聞くと荷台のある車は普通免許では運転できないというのがほとんどの州での法律のようです。

私は去年免許の書き換えがあったのですが、ちょうど去年免許証発行の管轄が警察から州に変わったばかりの時で、更新がなっておらず、なーんと普通免許しか持っておりませんでした。はい、約半年間無免許状態。ふとしたきっかけで、自分の持っている免許証が普通免許ということに気がつき、大慌てで免許事務所に行ってきました。免許を更新したときにしっかり確認しなかった自分がいけないんですけどね。

免許の種類によって必要な書類が変わってくるのですが、荷台付き車の免許証の場合は、健康診断書とドーピングテスト結果(それも 州政府認定の医療機関の発行したもののみ)必要と言われ、とりあえず大急ぎで州政府認定の医療機関に行き(もちろんタクシー使ってね)、スマホでアンケートのようなものに答え待つこと3時間。

途中クリニックの1階にある検査所でドーピングテストのための採尿。係の人が、ドーピングテストだから一緒にトイレの個室入りますってことで、、、、まーそんなもんかと思いながら、待っていると、診断書が出来上がって。。。え????診察受けてないですよと伝えたら、アンケート答えたから大丈夫と。はーーーー。。。。もういい加減すぎる。1200ペソ也。

急いで免許事務所に戻って診断書を提出したら、今度は、更新ではなく新規の取得になるので、教習所の修了書類も持ってこいと。メキシコあるあるなのですが、小出しに言わずに、初めにぜーんぶ必要な書類を言って欲しいですよね。

ちなみに教習所の修了書類も州政府認可の教習所発行したもののみ受付。認可の教習所どこにあるか聞いたところ、隣にあるわよと。へ???隣?

はい、免許事務所の隣に自動車教習所のオフィスがありました。800ペソね〜、なんの免許必要なの???名前と生年月日は??ものの5分で修了書ができてしまいました。

これでいいのか!!!!!

セノーテへ行く時の幹線道路で毎日のように悲惨な事故が起きています。先日は熱々のアスファルトを積んだ大型トラックが横転する大事故がありました。巻き添えになって亡くなった方も数名いたのですが、運転していたのはなんと17歳の少年。日常茶飯事のように日本だったら全国ニュースになるような大事故が起こっているのに、この杜撰な運転免許取得制度。ゆる〜くて良いな〜と思うことも多いメキシコですが、人命に関わることはしっかり制度を作ったほうがいいんじゃないかなーと思う今日この頃。

ネットでも自分の免許取得状況を確認できたり、警察から州政府管轄になり免許発行がシステム化されたところはありますが、これでいいのか、キンタナロー。


おかげさまで、普通免許と荷台付き車免許の2つの免許を持つことになりました。(ちなみに、昨年からキンタナロー州ではA1が普通車、B1が自家用荷台付き車免許、Cタイプがタクシーやバスなどの公共交通機関の運転手の免許なっています。)

兎にも角にも前後左右360度常に注意しながらの運転は必要なメキシコ、レンタカーをする方、十分に気をつけて運転くださいね。

あっという間に週末がやってきます。皆様、素敵な春の週末をお過ごしください。

by ヨネモト