2020年4月27日月曜日

セノーテドスオホス。Dos Ojos



こんにちは、ヨネモトです。
本来でしたらGWが始まりいよいよ忙しくなる頃でしたが。
曜日の感覚も時間の感覚もだんだんなくなり
本当に脳みそ溶けているのではないかと感じます。

とにかく雨もなく暑いので、
冷んやりなセノーテに思いを馳せて
今日はセノーテドスオホスの紹介です。

セノーテドスオホスは世界的に有名なセノーテです。
なぜここまで有名になったかというと
もちろんその美しさがあるからなのですが、
2001年に公開されたIMAXムービー"Journey into amazing caves"の
撮影にも使われたセノーテでもあるからです。

また最近ですが2018年の1月にグランセノーテのあるSac Actun水系と
ドスオホスのあるドスオホス水系が地下で繋がっていることがわかり
その長さは347kmに渡ることも判明しました。

そんな人気のドスオホスですので
ネットで事前に色々調べてこられる方も多く
指名度の高いセノーテの一つです。

地球と太陽の位置(地球の公転)の関係で
このドスオホスは冬と夏の光の差込が大きく異なります。

DOs Ojos は2つの目という意味。
その名の通り第一の目・第二の目と呼ばれる2つのセノーテ(穴)があります。
大変広いセノーテで、ダイビングルートも2つあるので
ここで2ダイブできちゃうんですね。

エントリー&エギジットは常に第一の目から。
こちらは冬期の第一の目


透明度も高いので、
冬期はこれでもか!という位の綺麗な光が差し込みます。


ドスオホスはシュノーケルも可能なセノーテなので
ダイビングライセンスのない方でも楽しめます。

光のカーテンをみたい!というシュノーケラーの方には
冬であればグランセノーテよりも断然お勧め。


こちらは第二の目の光の差込。


1の目と同様に冬期のみこの光が差し込みます。


洞窟の中に入っていくとこんな風にエントリー口が見えます。


このドスオホスの光は冬期限定です。
夏に来ても絶対に見れませんので
ネット情報だけ頼りにしないようご注意くださいね。

ドスオホスの冬の光も綺麗ですが
私はぜひ皆さんに鍾乳石の美しさ
楽しんでいただきたいです。


宇宙空間を泳いでいるような気分になります。
(宇宙行ったことないけど)


滴るような鍾乳石の垂れ垂れ具合。


このように形成されるまで何万年とかかかったと思うと
身震いしてしまいます。



ご覧の通りドスオホスは横穴型のセノーテで
水平に進んでいきます。
地底のシルト(沈泥)を巻き上げないように
しっかり膝を曲げてフロッグキックをして
中性浮力とって泳ぎましょう。



貝の化石もたくさんあります。 


たくさんの化石がある岩も。



あ、皆さんもちろんこれ水中ですからね。 

バットケーブと呼ばれるエアドームに浮上します。


空気に触れている鍾乳石の多くは今も成長中。


先っちょに水滴がある氷柱があるのわかりますか?


雨水が濾過されて地下水脈に落ちる瞬間の一滴です。
これは絶対に触らないでくださいね。
触ってしまうことにより鍾乳石の成長を阻止してしまいます。

バットケーブの天井には無数のコウモリがいます。
なのでこのエアドームはBat(コウモリ) Caveなのです。

下の2枚の写真は夏のお昼の時間のバットケーブ。


夏は真っ暗のドスオホスですが、
ここの場所だけほんの少しの間こんな光のビームが見れるんですよ。

はい、こちらはバービーちゃん。


今頃何してるのかな〜〜。。。。

月〜金は何かしら仕事っぽいことをしようかなと思っていますので
今週もお付き合いよろしくお願いいたします。

みなさま今日も素敵な1日をお過ごしください。

Hasta luego!

byヨネモト