こんにちは、スタッフのみきです。
ローもローシーズン。アフターダイブに今日のお客様とご一緒した人気レストランも、予約なしでガランとしています。多い時には5000〜9000人クラスの大型客船が入れ替わり立ち替わりで毎日7、8隻、コスメル島に来ていますが、今日はたったの1隻。イグアナダイバーズも、なんだかんだと約1週間ぶりのツアーでした。
時差ぼけと長時間の移動、ダイビングも朝早くからとお疲れ気味のKさんお二人ですが、日本から遥々で限られた日程の中でもやりたいことが沢山。せっかくだから気合を入れて、コスメル3ダイブ! の予定が、まさかの大時化。2ダイブを終えるとみるみる風が上がり、波も高くなります。通年通して海況が安定してるコスメルでは久しぶりの雰囲気です。キンタナロー州沖側に位置する低気圧と、カリブ海からの湿気の侵入によるもののようです。
カリブ海の固有種やコスメル固有種。ホースアイジャックの群れやバラクーダ、サメ。カメは2ダイブ共で見れたりと、3ダイブ目を残し、2ダイブの中で一通り見れていたのでめでたしです。
生物には勿論、そもそものベースである海の透明度の良さや、青だけでなく黄色、オレンジ、紫等。海面やソフトコーラル、ヤギといった、自然の装飾物が織りなす色彩豊かなリーフにも歓喜されていらっしゃるお二人でした。が・・ 個人的にふと気になったのはサンゴの白化現象。コスメルの海は、ここ約1年半の経過しか目にしていない私ですのでなんとも言えませんが、あまりにも目立ち過ぎるような気がします。それもそのはず、春先から今日まで水温は上がりっぱなしの30度。
自然を目の前に、人の力は比べ物にならない程微力で、今すぐに私たちがどうにかできる問題でないのかもしれませんが、どうかこれ以上白化が広がらないことを願います。
では。