2023年7月4日火曜日

風変わりなセノーテ


こんにちは、スタッフのみきです。


すぐ止むかと思いきや、昨晩から今日のお昼過ぎまでだらだら降り続く雨。よかった〜、今日予定していたセノーテはサンサンと降り注ぐ光を期待するポイントではありません。見どころは、光のカーテン!光のシャワー!ではなく「硫化水素の層」そして「蓮の葉」です。



まるで水中ではないような、この不思議な景色が見られるのは水深30m。全体的に通年通して透明度は他のポイントに劣り、薄暗くどんよりとした印象もあるセノーテです。ライセンスを取得されて以来コツコツ潜り、ご自身のスキルにも自信がついたUさん。一見風変わりな環境下でも、落ち着いて楽しむことが出来たようです。


こちらのポイントにて、エンリッチドエアスペシャリティ資格所有者のTさんはエンリッチドエアを使用。アドバンスコースの一環でIさんもお試し使用。通常の空気よりも、酸素の割合が高く窒素の割合が低い混合ガスです。通常の空気を使ったダイビングに比べ、体内に蓄積する窒素の量を大幅に抑えることができ、減圧不要限界にも余裕が生まれますよ〜。


深度下でも余裕を持って、そこにしかない景色を目に焼き付けてきました。



中途半端な雨が多く、水面付近が白っぽく層になってはいるものの今年のセノーテカーウォシュはなかなか染まりきりません。



こちらは去年のこの時期に松永に撮影してもらったものです。雨季だからこそのお楽しみ。落ち葉から滲み出たタンニンがセノーテに流れ込むことで、このような景色にタイミング良く遭遇できることを期待しているのですが、今年はまだいまひとつのようです。


そうこうして、日を追うごとに確実にスキルアップされたIさん。アドバンスコースの課題を全て終了され、本日晴れてアドバンス認定ダイバーです。おめでとうございます🎊


これから最終日の皆さんで、打ち上げ。アフターダイビングまで惜しみなくお楽しみ下さいませ。では。