こんにちは、ヨネモトです。
昨夕大雨がありその後から北風が吹き始め涼しくなりました。今日は太陽が顔を出すこともなく、どんよりの1日、そしてまた雨が降り始めました。今週のイグアナはのんびりで松永も出張中。こういう時の雨続きは大歓迎ですね。
10月も後半になり、街中やスーパーには死者の日のアイテムがたくさん並び始めています。私のお気に入りのDACマーケットにも例年通り死者の日アイテムが並び始めました。
マリーゴールド。マリーゴールドの花は熱(光)を放つと昔は言われていたそうで、亡くなった人が戻ってくるのに迷わないように飾るそうです。日本のお盆の時の迎え火の役割ですね。
そしてガイコツ。どんな人でも最後は骸骨になります。
家庭では大きなオフレンダ(祭壇)が作られますが、ここで売っていたのはミニチュアのオフレンダ。オフレンダには亡くなった人の写真を飾り、亡くなった人の好物だった食べ物や飲み物、砂糖でできた骸骨の置物、パンデムエルトが置かれます。
こちらは環境を浄化し邪気を祓うコーパルと呼ばれる天然樹脂のお香。マリーゴールドと似たような役割で強い香りで使者たちが迷わずに帰ってこれるようにという願いも込められています。これもオフレンダに備えるものです。
メキシコの死者の日と日本のお盆は似た様なコンセプトではありますが、メキシコでは賑やかにそして鮮やかに死者の戻りを祝います。11月1日は亡くなった子供達が帰ってくる日、2日は大人が帰ってくる日と言われていますが、賑やかに死者の戻りを祝うとはいえ、ちょっと切ない祝日死者の日と思います。私も何人か会いたいな〜と思う人がいるので、今年はミニオフレンダ作ってみようかな。
死者の日のイベントも多くなりました。近年ではメキシコシティの死者の日のパレードも有名になってきたようです(あ、シティのパレードは死者の日の前の週末に行われるようですのでご注意くださいね)。もともとメキシコシティではこんなパレードはなかったそうですが、映画007に影響を受けてから行われるようになったパレードだそうです。またオアハカやミチョアカンも死者の日で有名ですので、もしこの時期にメキシコ旅行に来られる方はぜひ訪問してみてくださいね。
では皆様素敵な1日をお過ごしください。
Hasta luego!
byヨネモト