2023年9月18日月曜日

お帰りなさい。


こんにちは、スタッフのみきです。



6年ぶりにお越しお客様を、おかえりなさいと迎え入れるかのようなベストコンディション。1ダイブ目はコスメルらしくメジャーなポイント「パランカルガーデン」からご案内。背の高いリーフの間を縫うようにドリフトします。開口部から見える海の青さを背景に、両サイドには団扇状のソフトコーラルやオレンジ、黄色、紫の海綿やホヤ等の自然の装飾が美しいポイントです。


以前もコスメルを潜られており、カリブ海の固有種やコスメルの固有種は一通り見られている本日のお客さま。普段は小さい生物を見るダイビングが多いと伺いましたので、ダイナミックな景観を楽しみつつも、こちらでご紹介させて頂いたのは「ファイヤーワーム」と「フラミンゴタン」。


ゴカイの仲間のファイヤーワームは、美しくも見えるフワッとした白い毛の束を持っており、それらは有毒です。ウミケムシと呼ばれることもあるその呼び名の通り、毛は肌に刺さると焼けるような痛さを伴いますので接触しないようにご注意下さい。


名前から想像がつかない「フラミンゴタン」の正体は貝。お土産等で目にするタカラガイと同様、貝殻を自らの外套膜で覆っており、その豹柄のような外套膜がおしゃれです。



2ダイブ目「セドラル」で遭遇したのはホースアイジャックの群れや、ナースシャーク、バラクーダ、ブラックチップシャークの赤ちゃん2匹。


コスメルダイビングでは、マクロも面白いですが生物を探して壁や水底だけを見ているのは勿体ない! たまに視野を広く見渡すと、ドリフトする中で様々な生物が目の前を通過します。お見逃しありませんように。


群れをなす種類の魚も、コスメルの青い海を背景によく映えるのでお勧めですよ〜。


では。