こんにちは、スタッフのみきです。
ファンケーブコースに同行しましたので、普段一般的なレジャーダイビングではご案内することの出来ないエリア、更に更に踏み入ったセノーテの様子をお伝えします。
そもそも、普段ご案内することの出来ないエリアというのは、狭すぎたり暗すぎたり。「カバーンダイバーコース」「イントロトゥケーブコース」「フルケーブコース」の順にコースを受講しトレーニングを進め、認定された人のみ入ることを許されたエリアです。オープンウォーターエリアでの経験がいくらあっても、インストラクターの資格を持っていても、ケーブに特化した内容を習得しない限りケーブダイビングをすることは出来ません。
そう聞くと難しくハードルが高く感じられてしまうでしょうか? でもここメキシコユカタン半島には、トレーニングする環境もケーブライセンスを取得した後の遊び場も無数に、無数にあります。各種テクニカルダイビングコースを開催可能なインストラクター資格を所有している松永と、お店には必要な器材も揃っており、「やってみたい」という気持ちが生まれればチャレンジすることにハードルは想像よりもそう高くないかもしれません。
そうして、フルケーブダイバーの資格を2021年に取得されて以来Sさんは絶賛ケーブダイビングをお楽しみ中。こんなに狭いところも慣れたものでぐいぐい進んでいかれます。
今日の見どころは「セノーテから転げ落ちたマヤ時代の壺」「ナマケモノの骨」と、ブリーフィングをして・・
見どころに到着するまでも、様々なパターンの鍾乳石のデコレーションがあり90分×2ダイブも飽きません。
昔々ドライケーブであった頃、水が流れていただろう水路もここに残ったまま。
お目当ての壺や
骨を見て、更に進むと。
エントリーとは別のセノーテに辿り着きました。シリンダーや器材を置いてほっと一休みした後折り返して、出口へ向かいます。
Sさんリーダーで進む2ダイブ目は、メインラインから無数に枝分かれする支線へ繋ぎ進んで行くと、1ダイブ目のラインと繋がっていることが分かりました。蟻の巣のように地下に張り巡らされているケーブを遊び尽くすにはまだまだまだまだ知らないエリアがあり、いくら時間があっても足りないようです。
今週はSさんのファンケーブコースが続きます。機会がありましたらまたケーブダイビングの様子もご紹介しますので、お楽しみに^^ では。